インド 灼熱のカレー旅行3 デリー編③
GWに一度は行ってみたかったインドに嫁と二人で行ってきました。
5月の北インドはマジで暑かった、そして過酷だった…
今回の旅程
1・2・5日目 デリー
3・4日目 バラナシ
【デリー編③】
昼食後は、デリー周辺で買い物。
まずは、オールドデリー北側にあるチャンドニーチョークというお店が並んでいる通りへ行くことへ。
『KARIM HOTEL』から歩いていけない距離ではないですが、40度とめちゃくちゃ暑いので、リキシャに乗ることに。
今回は普通の自転車に後部座席がついたような人力のリキシャを選択。
40代くらいのやせ型のおじさんが、一生懸命自転車をこいでいる…
ただでさえ殺人的な暑さなのに、運転手の人大丈夫かな・・・
と、心配をしていたらあっという間にチャンドニーチョークに到着。
ここは長い通りにお店がひたすら並んでいるのですが、とにかく地元の方用のお店が多く(本気のサリー屋や衛生面含め怪しい飲食店)、観光客も全然歩いていない…
めちゃくちゃ雰囲気はあったので、歩いていて楽しかったですが、結果、買うものは何もありませんでした笑
次はオールドデリーから離れ、インド門の近くにあるカーンマーケットへ。
今回は距離もあったので、オートリキシャで移動。
私「カーンマーケットに行きたいんですけど」
運転手「カーンマーケットね、何しに行くの?」
私「服とか、お土産を買いに行きます」
運転手「買い物だったら、もっと良いマーケット連れてってやるよ」
私「いや、カーンマーケットにあるお店に行きたいんですよ」
運転手「いやいや、カーンマーケットなんて全然ダメ。俺の知り合いの店の方が最高だぜ」
私「いや、でも・・・」
・・・インド、マジめんどくさい 笑
(程度の差はありますが、リキシャに乗るとこのやり取りが頻発します・・・)
そんな押し問答をしながら、マーケットに向かっている途中、信号待ちで止まっていると、なにやら腿に違和感が…
・・・なにかに触られている?
気のせいかとも思ったのですが、明らかに何かに触られている。
不気味だったのですが、ゆっくり視線をリキシャの外に向けると…
そこには30~40歳くらいの女性が一人で立っていて、私の腿を触っています。
すぐに、ジョジョでいうところの「バクシーシ」状態(要するに物乞い)であることに気づいたのですが、実際に想定外のタイミングで体験すると想像以上に怖いですね。
と、そんな体験を経て、なんとかカーンマーケットに到着。
ここは、お店が並ぶ通りこそ、やや洗練されていないものの、お店の中はお洒落な感じのところが多く、本気の買い物をするにはかなりおすすめの場所。
KAMAやANOKHIなど有名なお店もあり、マーケットには女性の観光客が多い印象。
化粧品やら洋服、お土産用のハンカチ等色々買い物を楽しめました!
あと、買い物の後はカーンマーケットにある『The Blue Door Cafe』へ。
オールドデリーから来た人間からすると、圧倒的なお洒落感に驚きの念を拭えませんでしたが、お洒落ついでに、インドでは食べることははないと思っていた、お洒落フードを食べました。
普通に美味しかった笑
このあとは、買い物の続き、そしてインド地下鉄の便利さと残酷さ?を味わいます…
(続く)
インド 灼熱のカレー旅行2 デリー編②
GWに一度は行ってみたかったインドに嫁と二人で行ってきました。
5月の北インドはマジで暑かった、そして過酷だった…
今回の旅程
1・2・5日目 デリー
3・4日目 バラナシ
【デリー編②】
翌日は朝からオールドデリーエリアを散策することに!
ただ、特に明確な目的地がなかったので、オールドデリーの真ん中のジャーマーマスジドというモスク的なところを目指すことに。
ホテルの前に電動オートリキシャが停まっていたので、少し様子を見ていると、パンサーの菅(向井でも尾形でもなく)に似ている運転手が営業をかけてきました。
200ルピーでどうだといってきたところを、100ルピーまで値下げし(それでも相当高いと思うが)無事出発。
道中、菅似の運転手が気さくにこちらに話かけてきます。
菅「日本から来たんだ、日本っていいところだよねー」
私「あれ、日本に行ったことあるんですか?」
菅「いや、僕は行ったことないんだけど、大阪に友達がいてね。彼が色々教えてくれたんだ!」
私「あーそうなんですね」
菅「あ、そういえば、僕の名前は『菅』。君の名前は?」※
※プライバシーの観点から運転手の名前は仮名にしています笑
私「あ、『てんやわんや』っていいます」
菅「そうか、僕たちもう友達だね。なぁ、フレンド・・・」
・・・どうやら、もうぼくは『友達』になったようです笑
友達の菅さんが色々と街の景色を見せてくれます。
うん、オールドデリー最高!!
さて、そんなこんなで、とりあえずの目的地であるジャーマーマスジドに到着。
ここで菅さんから、施設の案内もしてくれるとの提案がありました。
少し迷いましたが、自由にこの辺りをフラフラしたかったので、断ることに。
菅「おけ、じゃあ次の目的地も連れてってあげるから、俺はここで待っているよ」
多分通常であればありがたい提案かもしれませんが、自由にフラフラしたかったし、色々な交通手段も乗ってみたかったので、残念ながら、菅さんとはここでお別れしました。。。
さようなら、菅さん、またどこかで会えたら…
ジャーマーマスジドはあまり海外からの観光客はおらず、地元の方が多くいらっしゃいました。
(写真には写っていませんが、日陰で大量の地元の方が涼んでいます笑)
その後、ジャーマーマスジドから西に歩くと、地元のお店が並ぶ非常に雰囲気がある通りがあります。
通りにはなにかの生肉や内臓、ヤギの頭等を並べているお店や鶏のゲージを引いているおじさん等もいて中々刺激的です。
その通りの入り口あたりにある『KARIM HOTEL』が本日の昼食場所です。
日本の観光ガイドにも載っている有名なお店です。
午前中にいったので、選べるカレーは二つに限定されていたので、その二つを注文。
全体的にサラッとしているものの、脂が強めで中々刺激的でした!
(続く)
インド 灼熱のカレー旅行1 デリー編①
GWに一度は行ってみたかったインドに嫁と二人で行ってきました。
5月の北インドはマジで暑かった、そして過酷だった…
今回の旅程
1・2・5日目 デリー
3・4日目 バラナシ
【デリー編①】
韓国ソウル経由で、夕方デリー空港着。
インドも最近はネットでビザが取れるようになったので、事前に紙で印刷してきたeビザで、簡単に入国審査をパス !
kenta-blog.com
(このブログが一番分かりやすいと思います)
まずは、両替問題。
空港にいくつか両替所があり、ここで替えて良いべきか悩みましたが、とりあえず2万円分交換しました。
(結果、現地ホテルも同じようなレートだったので、空港で多めに両替しても問題ないようです)
空港を出るとそこはインド笑
なにより暑い!
5月はデリーが最も暑い時期で普通に40度くらいある。。
今回の旅行は嫁と一緒ということもあり、ある程度安全を重視したかったので、空港からホテルまではホテルの送迎サービスを利用しました。
ホテルからは事前に5番出口付近で待つとの連絡があったのですが、若干到着が早かったためか、5番出口に待ち人おらず…
しかも、デリーの空港は無駄にセキュリティが厳しく一度でるともう中には入れない。
なので、出口付近のキャッチのおじさんがうろうろしている空間に留まることに。
他のブログでデリー空港でホテルの送迎待ったけど、すっぽかされたとの情報もあったので、まさか…と思ったのですが、
隣の6番出口にいました笑
なに早々に場所取り競争に負けて、となりの空いている出口付近で待ってるんだとも思いましたが、この場を避ける嬉しさが勝りました笑
ホテルまでの道中、おじさんが色々と話しかけてきます。
おじさん「デリー空港は世界で一番の空港なんだよ」。
私「あ、そうなんすか、すごいっすねー」
おじさん「GWで日本人沢山きてますよー」
私「あ、やっぱり、この時期は日本人多いんですかー」
おじさん「ところで、両替ってもうした?もし良かったら、良いレートで交換してくれる友達がいるから紹介してあげるよ。」
私「もう空港でしちゃいましたよー…」
…いやー、インドは早速騙そうとしてきますね、油断は大敵です笑
さて、初日の夜は『Grand Godwin』というホテルに宿泊。
sumikiki.com
デリー、メインバザールから歩いて5分くらいの場所にあるコスパの良いホテル。
冷蔵庫が壊れていたことを除けば、スタッフも優しく大きな問題はないホテルです(まぁ灼熱のインドでホテルの冷蔵庫が壊れているのは割と致命的ではありましたが…)。
ただ、冷蔵庫以外の難点は、周りにまともなレストランがほとんどないこと(地元の方が通う、冷房が効いていないワイルドなタイプのお店はそこそこあるのですがさすがに衛生面で勇気が出ない…)
そもそも、夜20時を過ぎたあたりからホテルの周りを歩いている人がベテランのおじさんしかいないため、やや嫁と二人で出歩くのはリスクがあるように感じる…
ということで、ホテルのレストランで晩御飯を食べました!
チキンマサラと豆のカレー、それとチキンを焼いたやつを注文。
思ったよりも、カレーは辛くなく濃厚な感じ(一皿のボリュームが多い!)。
またナンは日本のようなふっくらした感じではなく、小麦粉を練ってただ焼いた感じでした笑
まぁ、とりあえずまともな食事にありつけただけ、よしとしますか。。
明日から頑張ります笑
(続く)
GW インドへの道
以前のブログで長めの休みに行きたい場所を書いたときに、「インド」を挙げましたが、年内に行く予定があったため、2月の旅行の候補からは外しました。
tenyawanya-id.hatenablog.com
その理由は、そう、GWに行く予定だったから。
今年のGWは10連休でとにかく海外旅行のチケットが高騰していたため、3か月前にANAの直行便を往復20万円程度で購入していました。
インドは、理由はうまく説明できないのですが、とにかく一度は行きたいと考えていたので、めちゃくちゃ楽しみにしていたのですが・・・
まさかの、出発1か月前に仕事でGWの後半2日がつぶれることに・・・
しょうがないので、チケットの復路の日にちを少し前倒しにしようと旅行代理店に連絡すると、
「あー、本チケットは変更不可ですね。キャンセル扱いになります。」
とのこと。
そのため、チケットをキャンセルし、再度チケットを取り直そうとすると、
チケット代が、めちゃくちゃ高騰している・・・
当然なのですが、超大型連休1か月前、チケットが普通に50万円とかします・・・
そこから比較サイトや、自分で各航空会社のサイトを渡り歩いた結果、
羽田⇒福岡(一泊)⇒ソウル(一泊)⇒デリー
で、乗り継ぐと、20万円くらいに収まることが判明(いやー苦労しました…)。
と、いうことで、次回からインド旅行ブログスタートです。
ちなみに、博多とソウルで一泊ずつして、もつ鍋やら、豚骨ラーメンやら、ゴマサバやら、明太子やら、あまおうソフトやら、鉄鍋餃子やら、タッカンマリやら、カンジャンケジャンやら、冷麺やら、ホットサンドやら、食べましたがブログではなくなくカットします笑
(1日弱滞在してその土地のグルメを時間いっぱい食べまくる旅行スタイルは結構楽しかったので、またどこかでしたいと思います。)
キューバ・メキシコ グルメ旅行⑩ シエンフエゴス編
2019年2月に10日くらい休みが取れたので、中米キューバ(ちょっとメキシコ)に行ってきました。
前回~
tenyawanya-id.hatenablog.com
【旅行スケジュール】
バラデロ
シエンフエゴス(今回)
(出典:DTACキューバ観光情報局HP)
トリ二ーダからバスで1時間半で、無事今回の旅の最後の街シエンフエゴスに到着!
早速、当日に予約したカーサに向かうことにしました。
カーサはバス停からすぐのところだったのですが、ここで問題が。
カーサのオーナーらしき人にスペイン語ベースの若干英語で説明を受けたのですが、
どうやら当日予約のため、ダブルブッキングしたらしい・・・
ただ、姉妹が経営している別のカーサがあり、そちらを紹介するということで、ついていくと。
なかなか素敵な部屋、むしろラッキー!
という訳で、荷物を置いて早速シエンフエゴスの街、散策です。
シエンフエゴスの観光の中心は、バス停から西の方に進んだホセ・マルティ公園。
トリ二ーダと比べ、公園や道路でサッカーをしている少年がいたり、音楽かけてくつろいでいる青年がいたり、地元の人も沢山いるところが印象的でした。
ホセ・マルティ公園の少し東側を南北に貫くプラド(公園)通り沿いにレストランが多く並んでいたので、まだ日が出てますが、そこで晩飯を食べることに。
ただ、混雑していて入れないお店も多く、少し怪しさを感じましたが、キャッチがいたレストランへ入り、そこで迷った末キューバでは珍しいパスタを注文!
この選択が完全に裏目に出ます・・・
出てきた料理がこちら!
うん、どう見ても焼きそばだよね
まぁ、見た目はあれですが、最初から焼きそばだと思って食べれば・・・
ま、まずい!
なんか料理のやり方をしらない子供が、適当な調味料をふんだんに使ったような料理・・・
旅の最後の夜に完全に敗戦し、ガックリして薄暗くなったシエンフエゴスの街を歩いていると・・・
何やら遠くの方で赤く光っている場所を発見!
なにか、イベントでもやっているスタジアム的な場所でもあるのかなと近づいてみると・・・
なんと、夕焼けでした !笑
うん、最後に綺麗な景色が見れて運がよかったです!
ということで、今回のメキシコ・キューバ旅行は終了です!
ちなみに、泊まったカーサで翌朝でた朝食の果物とグアバジュースは最高に美味しかったです!
キューバ・メキシコ グルメ旅行 完
キューバ・メキシコ グルメ旅行⑨ (ダニー遭遇)トリ二ーダ編②
2019年2月に10日くらい休みが取れたので、中米キューバ(ちょっとメキシコ)に行ってきました。
前回~
【旅行スケジュール】
バラデロ
トリニーダ(今回②)
シエンフエゴス
(出典:DTACキューバ観光情報局HP)
(前回からの続き)
夜の土砂降りのトリ二ーダで、宿が見つからず途方に暮れているところを、ダニーに声をかけられカーサを探してくれることに。
1軒目は結果的にはずれだった訳ですが、ダニーは諦めず、傘をささずにガシガシ夜の民家のドアをノックしていきます。
2軒、3軒とドアを開け、そのたびに首を横に振られるダニー。
どんどん不安になっていく私…
そろそろ諦めバス停に戻り、キャッチをしていた人を頼ろうかと思ったのですが、
4軒目で出てきたおばあさんの反応がこれまでの人とは明らかに違う。
ダニーがおばあさんと何やら話し、こちらに報告にきました。
「ジャパニーズ、お前の宿はここだぜ!」
そこは、最初にダニーと出会った場所とは300mくらい離れた場所で、自分一人では絶対たどり着けなかったところでした。
ありがとう、ダニー。
と、ダニーにお礼と別れを告げると、なかなか去らないダニー。
・・・あ、お礼は言葉じゃないですよね。
ということで、5CUC(500円くらい)を失って、温かい寝床を手に入れることができました。
翌朝、早速トリ二ーダの街を散策。
天気が悪くて残念でしたが、カラフルな建物が続く非日常感が味わえる街でした。
散策の後、食事タイム。
まずは、大きな教会のすぐ近くにあったカフェ・レストランのようなところでハンバーガーを注文。
バンズの色はやばいですが、肉はジューシーで意外と美味しかったです(笑)
続いては、ダニーと出会った思い出の飲み屋。
実はそこは有名な観光地でもある『ラ・カンチャンチャラ』というお店。
そこで、カンチャンチャラというラムベースのはちみつレモンのようなお酒を注文。
爽やかな口当たりでいくらでも飲めそうな味でした!
(陶器のうつわもお洒落で、お土産で買うことできます!)
最後に、バス停のすぐそばで街のピザ屋さんを発見!
自慢の石窯?で一つひとつ丁寧に焼いていておいしそう!
値段もなんと1.5CUC!(150円くらい 現地人用の通貨ならこの4分1くらいで買えます)
めちゃ安く、4~5人の列ができている人気店。
待つこと5分、私の番が回ってきました!
焼きたてのピザ、本当に美味い!!
こういう現地の人が並んでいるお店で美味しいものを見つけられると、
なんかうれしいですよね。
最後にピザを食べ勢いをつけたところで、
続いては、今回のキューバ旅行最後の街となるシエンフエゴスへ。
長距離バスで1時間半と、短めの移動です。
トリ二ーダ編 完
キューバ・メキシコ グルメ旅行⑧ (ダニー遭遇)トリ二ーダ編①
2019年2月に10日くらい休みが取れたので、中米キューバ(ちょっとメキシコ)に行ってきました。
前回~
【旅行スケジュール】
バラデロ
トリニーダ(今回)
シエンフエゴス
(出典:DTACキューバ観光情報局HP)
バラデロ~トリ二ーダを長距離バスで移動。
到着予定時刻は19時20分でしたが、だいぶ遅れて21時着。
外は真っ暗、そして土砂降り。。。
宿泊先は、安いカーサ(民泊施設)を予約していたのですが、チェックインが21時まで。。。
バス停でカーサのキャッチも沢山いたのですが、
まぁ、ぎりぎり間に合うかなと楽観的にとらえ、雨の中予約したカーサを目指すことに。
しかし、まぁカーサが見つからない・・・
事前に住所を確認し、地図上にマークしておいたのですが、その場所に予約していたカーサらしきものはありません。
というよりも、カーサとは、つまり民家の一室を貸す業態であるため、外見は民家そのもの。
夜でドアも締まっていると、マジで何がなんだかわからない(笑)
(上は翌朝撮ったものですが、暗い中、長屋のような家々から正解を探さなければいけません…)
土砂降りの夜のトリ二ーダ、泊まる場所が分からず途方に暮れていると、
「兄ちゃん何してるんだい?」
急に通りかかった飲み屋の入り口にいた長身の50歳くらいのおじさんに声を掛けられました。
私は、カーサを探している旨伝え、紙の予約履歴を見せると、
「ついてきな!」
おじさんは、雨のトリ二ーダの街を走りだしました。
そして、おじさんが1ブロック先の民家のドアをガンガン叩くと、中からドアを開けてくれました。
おじさんやるな!
おじさんが中の人とスペイン語でなにやら話し、私の元へ報告に来ました。
「どうやらここは違うようだ。」
?
「そういえば、挨拶が遅れたな。俺はダニーだ、よろしくな!」
ダニー、お前を信じて…良いんだよな?
(続く)